「The Flesh Failures/Let The Sunshine In」 [音楽]
以前Bugglesの「Video Killed the Radio Star(ラジオスターの悲劇)」のいろんなバージョンを紹介してみましたが,今日はその第2弾.ロック・ミュージカル「Hair」のラストの曲“The Flesh Failures/Let The Sunshine In”を攻めてみましょう.この曲はミュージカルの曲ですのでキモはズバリ「美しいハーモニー」です(もちろん演奏はロックなんですケドね…).ではまずは基本の基本,オリジナルキャストレコーディングです.
The Flesh Failures/Let the Sunshine In(Original Cast Recording)
次,これも有名なバージョンで黒人コーラスグループThe 5th Dimensionの「Aquarious/Let The Sunshine In(邦題:輝く星座)」.曲の前半は「Hair」の冒頭の曲“Aquarius”,2分19秒からが“Let The Sunshine In”です.こちらの方がビートが激しくてソウルフルな感じですね~.
Aquarius/Let The Sunshine In(邦題:輝く星座)(The 5th Dimension)
現在公演中の2009年ブロードウェイリバイバル公演のバージョンです.舞台の映像ですので途中に台詞が入ります.テンポが遅いながらもオリジナルに近い印象なのですが,やけにドラムの演奏が尖っています.
The Flesh Failures/Let the Sunshine In(2009 Broadway Revival)
ここからは演奏自体がオリジナルと異なるバージョンになります.実はこの弾き語りバージョンをお見せしたくてこの記事を書きました.Steven Slattenという方の演奏,ピアノと2人の男声のみでこの厚みは凄かっこいいと思いますがいかが?
The Flesh Failures/Let the Sunshine In(Steven Slatten)
次,Brian Auger&The Trinity+Julie Driscollつうグループの演奏なのですが,コードをメジャー進行にするとここまで雰囲気変わるか,という例です.
Let the Sunshine In(Brian Auger&The Trinity+Julie Driscoll)
少年合唱団が歌っているバージョン.最初このために作詞されたドイツ語で歌が始まり途中から英語に変わります.ピュアでクリアな印象です.しかしYouTubeでの再生数が今のところ336回,まさか日本のブログで紹介されているとは歌っている人は知らないよなぁ.
Let the sunshine in(Lass den Sonnenschein in dich hinein)(Projektchor Liederkranz Rauenberg)
最後はちょっと趣向を変えて….ワシントンスクエアパークを舞台に若者たちが“The Flesh Failures/Let the Sunshine In”を歌います.最後に作者のひとりであるジェイムス・ラドが加わるバージョン.オリジナルに忠実で作者に対するリスペクトを感じるので紹介します.
Let the Sunshine In@Washington Square Park with Jim Rado
このシリーズってどの演奏を紹介するのか結構悩むのよね~,実は.で,紹介したい動画にかぎって「埋め込み不可」になってるし….今回紹介できなかったのは2001年ウィーンリバイバルバージョン(http://www.youtube.com/watch?v=raUWQ9j4Y9c).興味のある方はご覧くださいませ.
自分自身が楽しみたいための記事でした.では~!
Hair [2009 Broadway Revival Cast]
- アーティスト: Wilbur Bascomb,Galt MacDermot,Nadia DiGiallonardo,Bernard Purdie,Andrew Schwartz,Steve Bargonetti,Erik Charlston,Joe Cardello,Vincent McDermott,Christian Jaudes,Elaine Burt,Ronald Buttacavoli,Allison Case,Allison Guinn,Andrew Kober,Anthony Hollock,Ato Blankson-Wood,Brandon Pearson,Briana Carlson-Goodman,Bryce Ryness
- 出版社/メーカー: Ghostlight
- 発売日: 2009/06/23
- メディア: CD
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