楽しく生きる、正しく生きる [日記]
勘違いされやすいことシリーズ。
いろいろなことを知ってていろいろなことができると思われがちな私ですが、基本は単なるトリビア好き・知ったか好きの器用貧乏です。言い方がアレだったので、別の言い方をすると「間口は広く奥行きは浅め、ただしある特定分野についてはもの凄く深い」タイプの人間です。
あと今日同僚の二人から言われたこととして「何でもできるってすぐいいますよね~」というのがありましたね。これも微妙に違う。まず私はもの凄く心配性の小市民。あまり突飛なことは「基本的に」できないタイプです。ただ芝居(演技)とか音楽(ドラム演奏)は、できないなりにもとても好きなことなので、もの凄~く追求してしまうタイプ。
これを仕事の話に展開すると、元々は「福祉分野に関しては押しなべてある程度のことを知っていて、コミュニケーションエイドやAAC、入力支援関連のことはアホほど詳しかった」タイプだったんだけど、これに関しては成人系AACの方は私よりずっと詳しくて優秀な同僚がいる状態。小児系AACは知識の面、特に教育と工学の狭間にあるようなことは今でも自信はあるけれど、現場に回っている同僚の方が実際にユーザーさんや教師・セラピストと接する機会が圧倒的に多いので、「今まさに」的なことには少し弱いのをここのところ実感しています。
それでも担当者がいないときにいらっしゃったお客さま、突然掛かってきた電話などは、頭の中をシークしながらその方が何に困っていてやりたいことは何なのかをかなり細かく聞くことはできるけれども…。これに関しては、一時期今の所属している部署から離れた部署にいたころに経験したことや、サポートで入っている見学アテンドなど広報系の仕事、ここのところ自分でもあまり残業せずにこなしているよなぁと思うWeb関連の仕事、このあたりのことが見事に融合されてできているような感じは受けています。それでもバリアフリーやHCRで「今日AAC対応できる面子いない…」というときは、かなり寂しく恐いので、家を出る前にムチ打ってテンションを高めています。…半分はネタですけども。
でもホント以前に比べて先輩・同僚のことを素直に尊敬できるようになったし、信用しているから失敗のリスクを伴うようなことでも、企画したり提案したりできるのは楽しいですね。みんなが私を助けてくれるのが分かっているから、私もみんなのことを助けたいって心底思っていますしね。
さて…さっき突飛なことはできない、って書いたことの反対のことを書くようなんですけどね、友人達や自分も気が付いている点があって
「石橋を安全だよな、絶対に安全だよなぁ、と十分確認した上で石橋の上に乗っかって自分もろとも石橋を破壊する」
とか、
「石橋の安全性を十二分に確認しておいて石橋の上から平気で川に飛び込む」
ようなことを2年に1回ほどしているような気がしなくもありません。ダチョウ倶楽部的です。平たく云うと「天邪鬼にすらなっていない海女のジャック」です、はい。
そろそろ大人になれよ、と自分自身に言い聞かせたいアラウンド40でございます。まぁね、楽しく仕事して楽しく遊んで楽しく生きなきゃね。と、今日はこんなところで。
そんなラジオネームわにべーさんからのリクエストです。中島みゆきで「Maybe」
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