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あの頃にYouTubeがあったとしたら… [音楽]

YouTubeで音楽系の動画を漁っていて思ったことです.

もういやんなるくらい書いたけど,学生時代に人形劇の音響のプランニングというか選曲をやってました.その理由も足るばー書きましたけど「ギターを弾ける」,これでした.

実際に音響を始めて分かったのは,楽器が弾ける弾けないは基本的に関係なく,一番大切なのは音楽に対する引き出しの数の多さや,理論的・感情的に頭の中で音楽を分類・整理できるかどうか,このあたりだった記憶しています.ちなみに「基本的に関係なく」という一文があるのは,楽器をするといろいろな音楽に触れる機会が多いので,音楽に詳しい人がそうでない人より多い傾向がある,それだけのことです.

何せ引き出しの多さが必要になるので,どれだけ多くの音楽を聴けるかってのがポイントになります.学生の頃でしたからねぇ,今より金なかったからですねぇ.たまたまアホほどたくさんCDを持っている先輩がいたので,いろいろなジャンルの音楽に触れる機会があったのは,ホントラッキーでした.ただどうしても身銭を切ることも多かったですが….

もしそのころ,つまりは1993~5年頃に今のようにネット環境が充実していて,YouTubeがあったとしたらどうなっていただろうかな,と考えた訳です.

YouTubeには合法なもの・違法なものが玉石混合だけども,それはそれはたくさんの音楽関連の動画があります.それだけでも十分音楽に関する引き出しは増えるのですが.ご存知のとおりYouTubeには見た動画に対して関連度の高い動画が紹介されたり,その動画をアップした人が他にどのような動画をアップしているか簡単に確認することができる訳です.つまり,「理論的に」音楽を分類・整理するのは非っ常~に便利なサイトなんですよ,YouTubeは.

例えば…The Whoのある曲の動画を見たとしましょ.そうすると他のThe Whoの曲の動画もリンクをたどることで簡単に見れる,と.なおかつThe Whoに関連のあるミュージシャンの動画にリンクが張られていることもある,と.プロ・アマチュア関係なくThe Whoのカヴァーした曲が見つかることもある,と.この「カヴァー曲が簡単に見つかる」ってのは結構音響のプランを立てるときに便利でして,劇の統一感を出すために同じ曲のさまざまなバージョンを使う,なんてことができてしまうんですよねぇ.

基本的に私はネット肯定派の人間なのであまりネットに対する嫌悪感はないのですが….お金を払うことなく,つまりは苦労することなく,簡単に音楽に触れられるという20年ほど前には考えられなかったことですので.「理論的に」分類はできるけど「感情的に」分類をするにはどうなんだろうなぁ,という気は若干します.結局のところ,その辺は個人のセンスなんだろうなぁ,と無難なところに考えが落ち着いたのでした.

ということで,今日はここまでです.では~!


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