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ワナ その14(限りなく意味の無い買い物) [パソコン]

今週頭の10日の日曜日に日本橋に行きまして…

友人がWindows7やらCore2Quadやらを買うので付いていった次第.いろいろとありつつも友人の買い物は無事に終了.さて何するべ,となったときにジャンク屋を巡っていて勢い余っていらないものをホイホイ買ってしまいました.簡単に書いてしまうと旧型PC用のCPUとメモリなんですけれども.

ポイントとしては「勢い余って」というところね.何の下調べもせずに向かった訳さ.自分の持っているPCに「使えるかどうかも確認せずに」買った訳さ.翌日悲鳴ね.

目論みとしてはこう.現在セカンドマシンとして使っているhpe-pc 42(WindowsXPマシン)のスペックを「Pentium4 1.8GHz/メモリ768MB」から「Pentium4 2.26GHz/メモリ1GB」にパワーアップ.で,余ったパーツを使ってサードマシンのe-pc c10(Windows2000マシン・遊びでWindowsMeもインストール)のスペックを「PentiumIII 933GHz/メモリ256MB」から「PentiumIII 1.26GHz/メモリ512MB」にパワーアップする,っていうドミノ作戦.しつこいですが「使えるかどうかも確認せずに」パーツを選んでますからね.どうなったのかを書きましょうか.

まずはe-pc 42.メモリは本来PC133だけど多分PC100でも大丈夫と読んで交換.これは何の問題も無し.メモリまでのアクセスは簡単なんだけどもCPUに辿り着くのがこれまた大変で.ようやく分解してCPUを交換.問題なく起動.うまく行きましたやん!とCPUの駆動周波数を確認すると「1.7GHz」.自分でも起こる可能性が高いやろうねぇ,と思っていたことが見事に的中.…てかこんなこと的中させてもしょうがないんですが….

自作でPCを組んだりする方には説明の必要もないでしょうが,一応解説.e-pc 42のオリジナルCPUはベースクロック100MHzを18倍して1.8GHzで駆動しているんですね.で,購入したPentium4はベースクロックが133MHz,これを17倍して2.26GHzで駆動する,ハズだったんですけどねぇ.実際のところe-pc 42のマザーボードで出すことのできるベースクロックは100MHzで,でCPUが17倍の設定なので必然的に1.7GHzで駆動した,というまぁ想定の範囲内の出来事ではあったのですけども…

だけどオリジナルと購入したCPUには大きな違いがあったのよね.オリジナルはWillamette,購入したのはNorthwood.100MHzクロックは落ちるものの2次キャッシュが倍!ということで結局CPUを交換.なんと数値上はクロック周波数が落ちてしまうというワナ.ま,いいです.メモリ1GBにしたらかなりサクサク動いてくれているんでね.

次,e-pc c10.一度分解するとめんどくさいのでCPUとメモリを一度に交換.…ん,起動しない.CPUとメモリどちらの問題なのやら….仕方がないのでCPUだけオリジナルに戻す…やっぱり起動しない.今度はメモリも256MBに戻すと起動する,って元々のパーツなんだから起動しないとそれこそ困る.で,メモリを512MBにすると.また,起動しない.…もーね,説明するのも恥ずかしいんですけどもね,書きますよ起動しない理由,もはや「ワナ」ですら無いです.

1. e-pc c10の最大メモリ搭載量は「256MB」
「がびーん」ですよ.今日日のメモリ2GBは当たり前,の感覚で買っちゃったもんだから,もう根本的にダメ~な感じです.で,
2. オリジナルCPUはCoppermine,買ったCPUはTualatin.乗せ替えるためには「下駄」が必要
動作電圧が違うんだから当たり前っちゃ当たり前.というか「下駄」を買うのがバカバカしいし,そもそもがe-pc c10はコンパクト筐体のPCなので「下駄」を履かせるなんてスペースはどこにもない,と.

結局全くパワーアップできず.e-pc c10はこれまでのまんま.手元には使い道の無いCPUとメモリが残った,という次第.無意味なコレクションがまた増えた.ふぅ.

新年早々無意味なことをしてワナにハマったお話でした.では~.


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