2009観劇記 その15.1 [演劇]
初夏の日和にダブルヘッダー.
4月18日(土)昼 劇団Island☆12 「ピロリーKINGの冒険」 (ロクソドンタブラック)
舞台は人の体内.菌を登場人物(?)として描いた作品です.物語自体はおもしろかったのですが,正直楽しむことができませんでした.パワーマイムしかり台詞回ししかりで役者の技量にエライ差があるように感じました.本当は照明や音響は役者を助けるためにあるものなんでしょうが,皮肉にも照明や音響が良くできているだけに役者のアラを浮かび上がらせているような結果になっている気がします.何が原因かわかりませんが,もったいないものが多かったです.
公演おすすめ度:60% (入場料2,500円(Web予約)/私が感じた価格1,500円)
4月18日(土)夜 激富/GEKITONG 「Beautiful Mania ~ウツクシキヘンタイ~」 (シアトリカル應典院)
2100年の日本を舞台に人間とヒューマノイドを描いたSF入った作品.私の好みにあってとても楽しめました.ただ気になる点がいくつかありましたので,小言のように書かせていただきます.
登場人物に関して,ストーリーの厚みを増すためか登場人物の中にジョーカーというかワイルドカード的な人が多いような気がします.リーフレットに人物相関図が書かれているので,事前に見ておくとより分かりやすいかもしれません.
音響に関して,劇中歌が数曲ありそれ自体は良い曲なのですが,生パートのボーカルだけが音質がかなり異なり少しチープに聞こえてしまいました.リバーブなんかをかけた方がむしろ自然に聞こえるかも….
観客席に関して,全く段差が全く設けられていないので4列め以降はかなり見難いです.あと上演時間が約2時間20分なのを先に伝えていた方が良いかもしれないです.
で,これだけのことを書きつつも物語はもちろんアクションやダンスなども含めて見所はたくさんあるのでかなりおすすめします.
公演おすすめ度:120% (入場料2,500円(Web予約)/私が感じた価格3,000円)
今日はこんな感じで.
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