2009観劇記 その9 [演劇]
都合によりどういうわけだか水曜日に観劇.
3月4日(水)夜 尼崎ロマンポルノ 「鉄鋼スベカラク」 (精華小劇場)
3つくらいのストーリー(鯉の話・現在の島に関する話・3年前の島での事故の話)が同時進行で,なおかつ複雑に絡みあって進行するお話.正直に書くと物語の全ては私には分からなかったのだが,分からないなりに楽しめました.精華小劇場のサイトのこの公演の紹介文の中に「電光石火の100分演劇」と記載されていますが,これ文面だけでなく実際に劇中でグラインダーを使って火花が飛び散るシーンがありエライ迫力がありました.また舞台・小道具も金属を使っているものが多く,意図したものしていないものに関わらずソリッドな感じの金属音が劇場内に響いていたのが印象的でした.ひとつだけ気になったのはこれまでのシーンの一部分が狂人の中の出来事だった(と私は解釈をした)ところでほんの少しだけ安易かなとは思いました.ラスト昭子の独白のシーンは個人的にはきれいで素敵でした.この劇も円型舞台ですが,やはり別の角度から観てみたい気はします(この件に関してサービスがあるのですが,ここに書いていいのかどうか分からないので,興味のある方は是非木・金の公演に行ってみてください).
公演おすすめ度:114% (入場料2,200円(Web予約)/私が感じた価格2,500円)
今日はこんな感じで.
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