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例の試験がちょっと変わるらしい… [e-AT・AAC(コラム)]

私が昨年ディープインパクトの菊花賞と引き換えに試験に行って(?)取った「福祉情報技術コーディネーター」の試験が若干変わるらしい.まぁ,以前も変更はあったことなので,さほど大きなことではないかもしれないが,一応ご報告ということで.なお大きな変更のポイントとして各級を差別化するために試験内容が変更になっており,これまでは3・2級の所持者が上の級の試験を受けるときは一部試験が免除されていたが,今後はその免除が無くなり,代わりに医療・介護・教育関連の国家資格取得者が一部試験の免除を受けられることになった.詳しくは主催者さんのサイトで確認してみて.

 福祉情報技術コーディネーター認定試験

…まぁ,1級の試験内容に「Webアクセシビリティ」とあるのにこのページのアクセシビリティが低い(基本的なところで画像にalt属性が付いていないのな,テキストブラウザでは試験日が分からん! )というのがかなりアレなのだが,まぁよい(いやよくないか…).主催者をはじめ行政,業界がこの資格をどのような方向に持っていきたいのか今ひとつ分からないというか,落しどころは一体どこになるのやらというのが率直な感想.医療・介護・教育のスペシャリストに対して試験内容が免除されること自体は特に違和感はない.ただ,福祉情報技術コーディネーターに何を求めているのか,今ひとつ明確で無い気がするのだ.まぁ,それは有資格者がどのように使うか,ということに尽きるわけではあるが….今のところ私も全く資格を活かせてない訳だし….

個人的に気になるのは「求められる知識」のところね.3級が基礎知識,2級が一般知識,1級が専門知識となっているが,もともとが今のところそれほどメジャーでもない分野なので「基礎」って言われたってかな~り専門的なことになるような気がするのだが….数少ない参考書でも,「基礎」「一般」「専門」の区別はされてない訳だし.あともう1点.「サポートに関する実践的知識」ってのが1級にしか無いのはどうなんだろう.基本的にこの資格を持っている人は各種サポートを行なうのでは?「実践的」という言葉は無くても良いからサポートに関する知識は必要だと思うのだが….

この変更も多分この資格の過渡期における一つの場面に過ぎないと思う.せめて有資格者の間で何かの情報のやりとりや共有ができる場面が欲しい.再度そう思った出来事である.


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