コミュニケーション上手とは… [日記]
ホント、コミュニケーションというものは簡単なようで難しく、奥の深いものだなぁ、と。
社会人になった当時先輩から教えられたことに
「きちんと人の話を聞け!」
ということがありました。自分の中では無意識のうちに、人がしゃべっているのをさえぎって自分の言いたいことを言う悪いクセがあったもので。それ以来、相手がしゃべっているのをちゃんと最後まで聞いてから、自分の考えを言うようにかなり意識してアジャストしたことを、今となっては懐かしく思い出します。コミュニケーションの基本なんですけどね、こういったことは。
それでも自分がテンパっているときなど、その心掛けを忘れて速射砲のように言葉が溢れ出してしまうときは、今でもごくごくたまにあります。そうならないように、つまりはテンパらないように、心に余裕を持てるようにON/OFFのメリハリをキッチリとつけるようになったのは、去年くらいからかなぁ。「偶然」芝居を再開した時期と重なっているけど、実はそれは偶然だったのではなく「必然」だったのかなぁ、そう思います。
話が最初に戻りますが、自分が前へ前へ出すぎて結果的に人の言葉をさえぎってしまうクセのある方へ。まず人の話を聞きましょう。コミュニケーションがうまいというのは「話すことがうまい」ことではなくて「相手の話を聞くことがうまい」ことを指します。よりレベルが上がってくると「相手の言いたいことを引き出すことがうまい」、こんな風になります。
芝居でも仕事でも、自分とちょうど一回り程年齢差がある人と活動することが増えているのでこんなことを考えた次第。まぁ、冷静に考えると自分が先輩に諭された時期がそれくらいの時期だから、それをうまく気付いてもらうようにしなきゃなぁ、とここのところ感じることが多いんですよね。あえてもう1回強調しておきますが、
「コミュニケーション上手は聞き上手、引き出し上手」
自分の中でももう1度磨きなおそう、っと。今日はこんなところで…。
追記:
私の元々の専門というかベースにあるものはコミュニケーションエイド・AAC機器関連のことなのです。学生時代から思っていたことを率直に書くと「コミュニケーションエイド・AAC機器に詳しい人はコミュニケーションが苦手な人が多い」ということなんですよね…あっ、もちろん自分も含めてのお話ですよ。
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