入梅なのに「早明浦ダム」の貯水率を気にしなくちゃいけないという憂鬱 [日記]
私のふるさとの香川県の県紙「四国新聞」の一面には,いかにもという感じで早明浦ダムの貯水量が掲載されているのな.インターネット版のトップページ右側にも載ってるので興味がある人は見てみ.
一昨日四国も入梅した訳だけども,冬~春の雨が少なかったため9日現在の貯水量は50.8%.ちょっとヤバイ感じですね,これは….梅雨前半は少雨傾向ってことだし….今年も不謹慎だけど雨台風に期待かな~.
私が大学1年(1993年)のときは冷夏で夏休み中ほぼ毎日雨が続いた梅雨明けの無かった年で米不足が深刻化した年だったのね.その翌年(1994年)がとんでもねー酷夏で雨が降らずに香川県が砂漠化したのよ.だってその年,7月にあった夏の巡回公演が終わった後,本来なら実家に帰るべきところ「だって実家帰っても水出ないし…」つことで帰省を見合わせたもの.
Wikipediaの「早明浦ダム」の項目にあるとおり,香川と徳島の水争奪戦は常に両県の火種としてくすぶっており,水不足が起る度にニュースとして取り上げられてしまうんだよな.香川で生まれて徳島で大学生活を送った私は酒を飲んだ後タクシーで友人宅に行くときに,運転手にこのことで香川県のことをボロっかすに言われキレかけたこともあるくらいで….
香川県も早明浦ダムが水源の大元になる香川用水だけに頼るのを方向転換してきているので,早いとこ毎年のように「香川県の砂漠化」のニュースを聞いたり「早明浦ダムの貯水量」に一喜一憂するのをいい加減止めにしたいなぁ,と私は考えている次第です.
今日はここまで~.
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