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2009観劇記 その19 [演劇]

ということで5月最後のダブルヘッダー.

 5月30日(土)昼 劇団あくた座 「いつも心に夕焼けを」 (A Stage!)

先に書いておきますが,すいません,残念ながら私には全く向いていない芝居でした.待ち時間に出演者のトークがスピーカーから流れ始めたところで「これはもしかして内輪ネタが多いのでは(旗揚げ公演で内輪ネタやられると相当キツい)」「トークの内容が脚本上がったのがいつとか,音響のトラブルがあったとか,ギリギリまでキャストが決まらなかったとか,個人的に上演直前に演出や役者の口から聞きたくない(DVDで言えばコメンタリーでしょ,こういうの先に聞きます?)」これでは見る前から不安になります.で,上演がはじまるといろんなことが悪い方へ悪い方へ出た感じです.舞台も時代を明治のはじめに設定した意図がさっぱり分からなかったし,無駄に暗転は多いし,使ってる音楽は有名すぎる曲で観客のミスリードを誘うような内容だし…といった感じで.極めつけが座り難い小さいパイプいすにも関わらず上演時間が110分というところ.最後の方申し訳ないですが,完全に集中力切れてました.あえて面白かったところをあげると最後のスライドショーみたいなところかな,かなりバタバタしてたけど….こんな感じなのでおすすめ度かなり低めです.

 公演おすすめ度:44% (入場料1,800円(Web予約)/私が感じた価格800円)


 5月30日(土)夜 いるかHotel 「十二夜!ヤァ!yah!~御意のまんまに~」 (大阪市立芸術創造館)

言わずもがなで原作はシェイクスピアの喜劇「十二夜」,これを女優のみ大阪弁で演じるというかな~りトリッキーな芝居でしたが楽しめました.が,好き嫌いは分かれるような気がします.何がトリッキーって女優のみで演じるってことは「男装の麗人シザーリオ」の意味が無くなるんじゃないの,ってのと,演出の意図とは別に「宝塚的」って思われてしまうんじゃないの,という2点につきます.「宝塚的」という方は序盤にギャグ(小ネタ)でバッサリといってましたがその処理は正しいかと.問題は「男装の麗人シザーリオ」の方でコレばかりは見た目みんな女性しかも衣装的に女性であると分かる登場人物の方が少ないという状況では如何ともし難い気がします.結果はともかくナイスチャレンジだったとは思いますが.客演の伊藤さんの狂言回しと飛び道具的にコメディリリーフを演じた梁川さんのインパクトある好演が良かったですね.

 公演おすすめ度:100% (入場料2,800円(Web予約)/私が感じた価格2,800円)

ということでしばらく観劇数が減ります.ダブルヘッダーを組めるようになるのは7月末か.ずいぶん先のような気がしつつも….


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