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追いかけるべき対象 [日記]

ここのところ夢に亡くなった父親や祖父が出てくることが多くてなんだか気になるところだが,以前同じような夢ばかり見ていたときは,それなりに充実していた時期だったので,今もそうなんだ,と自分を鼓舞したい.

それはともかくとして,今の年齢のときに父がなにをしていたか,って気になってしまうのね.私は今32歳,父は昭和19年生まれだから昭和51~2年頃か….ということは妹が生まれた頃になるのか.この時期は多分地元観音寺の某商社で働いていた頃になるな.

父に関してはまぁいろんなことがあったので,尊敬まではしていなくてもそれなりに感謝をしている感じかな.私が体調の関係でいろいろ紆余曲折があるのも,頻繁に転職を繰り返していた父の影響かもしれないな.いろんな意味で節操なかったし,将棋や麻雀が強かったらしいけど,そんなコトに私が関わることも無かった訳で.

父が亡くなったのが私が11歳のときの残暑が厳しかった秋のこと.そのとき父43歳.恐ろしいことにたった11年で父の亡くなった年になってしまうのだ,と今朝気付き,微妙にブルー入ってしまった.

「尊敬しているのは父」という知人・友人をみているとうらやましい.超えるべき存在がはっきりしているんだから.家族思いで良い父ではあったけど,先にも書いたとおり今の私には感謝する対象としてしか父親は存在していない.多分,当時小学生の私の知らないところでいろいろ苦労や苦悩をしていたんだろうけど,それを知る術は亡くなって20年も経ってしまうと当然存在しない.

今更だけど父が早く亡くなったことで私自身が苦労することはさほど多くなかった(その分母には頭が上がらないが)けど,この年になって身近に追いつき追い越すべき対象である父親がいないことが昔は気楽なことだと思っていたけども,30代になった今となってはちょっとだけ辛い.その分は自分で目標をしっかり定めて(これはある程度できている),ゆっくりだけど目標に向かって進んでいかなきゃいけないのだけども.

自分自身への覚書として書いた.たまにはこんなしっとりしたことを書いてみたりして.では~.


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コメント 2

私は両親はまだ健在なので人のことでしかわからないのですが、
義理の叔母は、結婚された時既に父母共に失くしておられていて、
(確か当時32才だったと思うのですが)
自分が親の亡くなった年に近づいていくのが何とも変な感じのようでした。
親の年を越える、というのは微妙な感覚なのでしょうね。
やはり、最後は自分を磨くことが大切なのでしょうか・・・。
by (2007-07-05 14:32) 

yas-shi

ちょっと話が違う方向に行っちゃうかもしれないんですけど,
私の好きなミュージシャンって夭逝した人が多いんですね.
音楽をパソコンに取り込んでるときに暇つぶしにライナーノートを
読んだりするじゃないですか.その好きなミュージシャンが
亡くなった年より自分が年上だったりするわけですよ.
しかも,当たり前ですが最近そういうケースが増えてきてて.
自分の生き方って正しいのかなぁ,と考えることがあります.
父に関しては…自分が43歳になったときによ~く考えてみます.
悩みはなくならないけど前に進めなきゃ.
by yas-shi (2007-07-05 19:54) 

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