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2006年F1開幕間近! その1(レギュレーション変更に関して) [F1]

気がついたら2月も最後の日曜日.F1開幕戦バーレーンGPまであと2週間を切ってしまった.今年は結構いろいろなレギュレーション変更,新チーム加入があるので2日間で簡単にまとめておきたい.

今日はレギュレーションの変更について.

  • エンジン排気量2.4L,V8化(ただし移行措置として吸気制限された3.0L,V10エンジンの使用も可能→トロロッソ・コスワース)
    この変更により安全性の向上のためのエンジンパワーの削減,ストレートスピードの低下は目論まれているが,実際のテスト成績を見ていると,パワー面は確かに低下しているもののシャーシ自体の性能アップのため思ったほどラップタイムの低下が見られていない状態.むしろ気になるのはV8化およびバンク角の90度固定化に伴うエンジン振動の方が気になるところ….まぁ,トップチームなら難なくこなしてしまうだろうが.
  • レース中のタイヤ交換の復活
    コレに関しては昨年のレギュレーションの方がおかしかったと思うので特に違和感は無し.ただし,タイヤ交換によりレースがスティント毎のスプリントレース化するのは目に見えているので,個人的には燃料給油を禁止して欲しい(と言い続けてはや12年…).
  • ノックアウト方式予選の導入
    毎年のように変わる予選方式の変更.昨年はシーズン中に方式を変更するという暴挙に出た訳だが….今年行なわれるのはノックアウト方式なる予選.最初の15分で全車が出走し下位6台のグリッドを決定,この6台はノックアウトで次のセッションには進めない.次の15分で残った16台で10~16番グリッドを決定,で,この6台がノックアウト.最後の20分で残った10台のマシンで上位グリッドを決定.…書いてて頭痛くなってきた.はたしてこの予選方式が分かりやすいものなのかどうか,まぁ言わんでも良いことだが,実際に行なわれてみないと何とも言えない.絶対に混乱すると思うケド.
  • 予選の燃料搭載量の変更
    ノックアウト方式の実施にともないさらにややこしいのがこの燃料搭載量の変更.予選の第1セッション,第2セッションは空タンクに近い状態でのセッションとなる.つまりノックアウトされた車については予選後の燃料給油が可能.最終セッションについては予選終了後の給油は不可.いやぁ,分かりにくい!

こんな感じ.見てみないと分からないことが多すぎて何とも言えないところではあるが,本当にFIAは分かりやすく面白いF1を開催しようとしているのだろうか.今のところはそれを置いておこう.

こんなところで.明日はチームとドライバーのプレヴューを行なう予定なのでよろしく!


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