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ポールリカールでの出来事 [F1]

笑っちゃいかんのだけど、これはひどいなぁ。


Start Chaos 2011 Le Mans Series at Le Castellet

フランスのポールリカールサーキットで行なわれたル・マンシリーズの出来事なんですけども、スタートでペースカーが外れていないのにグリーンシグナルを点灯させてしまうという、おおよそ考えられない運営側のミスです。

これ、けが人がいないっぽいから笑ってしまいそうになるけど、致命的なミスですぜ。後方の車大混乱ですやん。これで車壊したら洒落にならないですねぇ、いやマジで。実際問題、このような後方の車のドライバーが前の状況を確認できないということは、結構他のカテゴリーのレースでもあることで、車にもシグナルを付けることもあるらしいんですが、運営側が間違ってシグナルやフラッグを出すと、もうどうしようもないです。

明日はF1マレーシアGPですが、問題のないレース運営がなされて欲しいです。ということで、今日はこんなところで。


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DRSがしっくり来ない [F1]

このデバイスはさすがに危なくないか?

F1のお話です。今年のF1には新しい空力デバイスとして「可変リアウイング(=DRS/ドラッグリダクションシステム)」が搭載されている訳でありますが…。見たこと無いという方のためにまずは実際に動作している映像をご覧いただいた方が分かりやすいかと。


ザウバー C30:可変リアウイング

小林可夢偉がドライブするザウバーのテスト走行の映像ですが、DRSの動きが出てくるのが2分45秒あたり。リアウイングがガコッと動いて角度が緩くなる(=ダウンフォースが減る=ストレートスピードが上がる)のが分かるかと思います。

個人的にはDRSを導入しなかった方が良かったと思うんですよね。

理由としては、
1.意図的にオーバーテイクを増やすように画策されたものだが、素人目に「こんな安易な…」と思ってしまうような空力デバイスで、オーバーテイクができるようになるとは思えない。大体、空力がシビアになりすぎていることでオーバーテイクがしにくくなっているのであれば、空力デバイスに制限を設けてメカニカルグリップを増やすべきじゃないの?
2.単純に動きがガッコンガッコンしててかっこ悪い!というか見てて怖い。モータースポーツは危険は付きものだけども、主催者側が危険なデバイスを導入してどうする。しかもDRSを使うことができる制限が多く、どうにもしっくりこない。2005年のタイヤ交換禁止のレギュレーション導入と同じような恐さを感じる。
3.技術的にF1以外に転用できるものが見当たらない。今年再導入されたKERS(運動エネルギー回生システム…電車の回生ブレーキの凄いようなヤツ)は、レース以外にもフィードバックできる分野があるような気はするんだけども、このDRSは…う~ん、正直思い当たらない。
こんな感じ。

実際もう導入されてしまっているんだけども、DRSがあろうか無かろうがオーバーテイクが増えたようには感じられなかったし。ドライバーがあえてリスクのあるコース上でのオーバーテイクを行なわず、ピット戦略で順位を上げようとするのも分かるし。2000年以降のF1に関しては、毎年レギュレーションが変わりすぎるのが一番の問題じゃないんですかねぇ。

ということで今日はこんなところで。


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2010F1プレビュー [F1]

そういえば明日じゃねーか!F1開幕.各チーム毎に何かをつけようかと.そうですね,競馬新聞の下の欄にある熟語的なのがよくないですか?「連までか」「実力断然」「流れれば」とかこうやつね.

ではまいりましょう.2010 F1世界選手権大予想大会~!早速各チーム毎にご紹介.

マクラーレン・メルセデス [奪還目前]
1.ジェンソン・バトン/2.ルイス・ハミルトン
去年と一昨年チャンピオンの布陣で臨むマクラーレン.今年のレギュレーションはタイヤに優しいバトンに有利か,タイヤの能力を引き出すのがうまいハミルトンに有利か.あと空力デバイスの問題がクリアできるかどうかが問題ですな.

メルセデスGP [皇帝帰還]
3.ミハエル・シューマッハ/4.ニコ・ロズベルグ
実に4年ぶりに帰ってきてしまうシューマッハとまさかシューミがチームメイトになるとは思っていなかったであろうロズベルグ.今年1年はシューマッハは慣らし運転かな.ロズベルグがシューマッハの本気を出させることが出来るかどうか見所です.

レッドブル・ルノー [本命青年]
5.セバスチャン・ベッテル/6.マーク・ウェバー
本紙本命◎のセバスチャン・ベッテルです.マーク・ウェバーはなぁ何が言われれば困るんだけど,やっぱりなにかが足らない気がします.フタを開けてみてレッドブルが早かってみ.ベッテル逃げ確定ですよ.いやマジで.

フェラーリ [御家騒動]
7.フェリペ・マッサ/8.フェルナンド・アロンソ
病み上がりのマッサに,ここのところくすんで来つつある2年連続チャンピオン.アロンソは腕の見せ所ではあるけれども,シューマッハがいた時代とは違うし,アロンソもシューマッハとは違うタイプのレーサーなので苦戦すると予想.お家騒動勃発か!

ウィリアムズ・コスワース [昔名前出]
9.ルーベンス・バリチェロ/10.ニコ・ヒュルケンベルグ

ルノー [首に期待]
11.ロバート・クビカ/12.ヴェタリー・ペトロフ

フォースインディア・メルセデス [カレー風]
14.エイドリアン・スーティル/15.ヴィタントニオ・リウッツィ

トロロッソ・フェラーリ [見間違え]
16.セバスチャン・ブエミ/17.ハイメ・アルグエルスアリ

ロータス・コスワース [車次第か]
18.ヤルノ・トゥルーリ/19.ヘイキ・コバライネン

HRTコスワース [セナでも]
20.カルン・チャンドック/21.ブルーノ・セナ

BMWザウバー・フェラーリ [日本代表]
22.ペドロ・デ・ラ・ロサ/23.小林可夢偉

ヴァージン・コスワース [マジカよ]
24.ティモ・グロック/25.ルーカス・ディ・グラッシ

実際のところチャンピオン争いをするのはマクラーレン,メルセデス,レッドブル,フェラーリの四強かなぁ.ここに勝つことが出来るかもしれないチームを加えるとルノー,フォースインディア,トロロッソ,BMWザウバーの中段四強になるか.ここにウィリアムズが入って欲しいんですけどねぇ.新興チームは厳しいと思います.セナの名前が戻ってくるのはうれしいような,かなしいような,妙な気持ちです.絶対アイルトンとは違うからなぁ,期待してはいけないような…

ポイントとしてはレース中の燃料再給油の禁止.予選は空タンクでアタック.レース中にタイヤを2コンパウンド使用しなくてはならないルールは継続ゆえにピット作業あり.今年はKERSの使用はなしですね.この場に及んで正直申し上げますと,今年のポイント制度何とかならないんでしょうか?6位まで入賞に戻すか,有効ポイント制にするかして欲しいです.

フルタンクでの走行が必須になるので,昨年よりドライバーに要求されることが増えた感じですね.燃料再給油禁止時代を知っているのは,シューマッハとバリチェロ,もしかしたら活かせる部分があるかもしれません.マクラーレンはどちらのドライバーに吉とでるか,やってみないと分からない感じですねぇ.

最後に小林可夢偉へ.今年のF1と日本の接点は小林とブリヂストンだけになってしまった.大変だろうけど日本を代表してがんばってきて欲しい!よろしく~!

今日はここまで.

追記:レビューをするかどうかはまだ未定.


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2010F1プレビューのプレビュー(予告にならない予告編) [F1]

今年はF1のレビューどうするかなぁ…

ミハエル・シューマッハの復帰に新チームの参戦,燃料再給油の禁止,一体小林可夢偉はどこまでやってくれるのか?などなど話題はた~くさんあるんですけどもね,今年のF1.日本のコンストラクター,エンジンサプライヤーの参戦が無いのが寂しいところではありますが….ブリヂストンも今季限りで撤退ですしね.

少しだけ古い話をすると….このブログを立ち上げたのは2005年のこと.当時の目玉としてF1をレビューして記事にする,ってのを毎レースやってたんですね.大変だったけどレースを冷静に振り返ることができて,それはそれで面白かったんですよね.で,シューマッハが引退した年にレビューを辞めたんです.

あまりにも戦略的に高度になりすぎたF1に少し飽き飽きしていたってのと,ドライバーが小粒になって面白く文章にまとめるだけの自信が無くなった,という2つが大きな理由.シューマッハは好きでも嫌いでもないけど,キャラクターは立ってたからね.勝つためだったらホンマ汚いことでも何でもやるわこの人,みたいな.モントーヤがF1に愛想尽かしてNASCARに行ってしまった,ってのも理由かな.

だってシューマッハ以降のチャンピオン考えてみ.直接対決でシューマッハを凹ったアロンソはいいわ.あとは北欧の酔っ払いライコネンでしょ,お天狗様ハミルトンでしょ,序盤の勢いだけでチャンピオンを取ってしまったバトンでしょ.…あれ,意外とキャラ立つんじゃねーか,これ.

こんなもんで,今年はレビューしようかなぁどうしようかなぁ,と意味無く一人で悩んでいる訳さ.テストのタイムを見てても去年ほどではないにせよ,ヴァージンを除いて混戦模様だしね.とりあえず現状における今年の団子だけ書いておくと,◎:セバスチャン・ベッテル,○:ルイス・ハミルトン,▲:ミハエル・シューマッハ,△:ジェンソン・バトン,ロバート・クビカ,以上5頭で.うわー配当低そう….アロンソが無印なのは,いい加減フェラーリが本当のフェラーリの姿になってお家騒動勃発に期待して(つかそんなもん期待すんな:)).

まだ開幕まで少し時間があるから,直前にプレビューをする気になったらそれ書いてレビューもやろう!うん,このスタンスがいいな.そうしよそうしよ~.

こんなこと考えてま~す.では!


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ほぉ「マンセルライン」とな… [F1]

久々にアクセス解析を見て思わずニンマリしてしまった

「マンセルライン」「マンセル スパ・フランコルシャン」

こんなキーワードで来てくださった方,多数

やっぱ,アレ?

昨日のベルギーGPのスタート直後の1コーナーのヘアピン,ラ・ソース

ライコネンを筆頭にアウトに膨らむふくらむ:)

さすがにスパも改修されて

いわゆるマンセルラインは使えなくなったけど

アレを思い出した人,やっぱり多かったのね~

というか最近のF1ってセーフティゾーンが舗装されていること多いから

コースアウト即アウトってのが少なくなったこともあって

緊張感が無くなったのかなぁ

何かそんな気がする

もちろん安全であることは大切なんだけどね…

今日はここまで~


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消防車がGT-R?GT-Rが消防車!! [F1]

うっは~コレ凄くね.

 世界最速!! 日産 GT-R 消防車仕様、ニュルブルクリンクに配備 (Response.)
 Nurburgring Rapid Response GT-R (Autoblog Japan)

ニュルブルグリンク北コースかつてニキ・ラウダがフェラーリでクラッシュ炎上で瀕死の重症を負ったり,F2でマンフレッド・ビンケルホック(F1デビュー戦であのスパイカーでトップを走るという「伝説」を作ったマルクス・ビンケルホックの父でツーリングカーレースで活躍しているヨワヒム・ビンケルホックの兄)が空中で大回転する大クラッシュを演じた舞台なのよね.

ニュルブルクリンク コース図

上のコース図を見ていただくと分かるとおり,そもそも全長が22.8kmもありコーナーの数も170以上,ブラインドコーナー多数,むさむさ高低差のあるワインディングコースで路面は荒れてエスケープゾーンも狭い.もうこれでもか!というくらいのチャレンジングなサーキットなんです.ただ当然北コースでF1を行なうのは危険極まりないので現在は南コースで開催されているのはご存知のとおり.

たしか数年前に北コースをどこかのチームがデモ走行したハズだけど「これはホントにF1マシンか?」と言いたくなるほど車高を上げて,有名なカルッセルコーナーはバンクのレコードラインのはるか上を走っていたなぁ,なんてことを思い出したりして.

こんなコースなので世界の車メーカーのテストがよく行なわれるのよ,北コースって.タイムなどはWikipediaのページにいろんな車種のタイムが掲載されているので興味のある人はみてみ.ちなみに消防車のベースとなったGT-Rのタイムは7分26秒70,市販車最速まであと0.3秒という高性能さ.これを消防車にするのか~.欧州日産なかなか面白い販促活動をしますな.

実は北コースってテストやレースをやっていなければ一般車で走ることができるのよ.一方通行の有料道路の扱いで,ただし事故っても保険が利かないらしいので要注意ですが.そらまぁどんな車でもどんなレベルのドライバーでも走ることができる訳だから当然事故が発生することもある訳.でもこの広大なレースでもないしましてやテストでもない北コースにいるマーシャルは最小限なんですな.そら火災が発生したら大変ですがな,ってことで欧州日産が広告にもなるしな~ということで提供したのが,このGT-R消防車というコト.

消防車の機能を備えたら200kg車重が増えたけど,それでも北コースを8分以内で走るってのは凄いね.F1のセーフティカーってメルセデスのスポーツカーを使ってるんだけども,超ハイテク満載のマシンなので豪雨など条件次第ではF1マシンより速く走ることができるつうのを思い出したわ.多分どう考えても一般車よりGT-R消防車の方が速く走ると思われます.

ま,GT-R消防車はいいけどお世話にはなりたくないねぇ,つことで今日はここまでです.では~!


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がんばれ!バドエル [F1]

くぅ~シューミやっぱり復帰キャンセルかぁ….

 M・シューマッハがF1復帰を断念…代役はバドエルに決定 (Yahoo!Japan)
 Schumacher calls off Formula One comeback (The Official Formula 1 Website)

まぁ首のケガってのもあるけども,今年型のマシンに乗ることができるのがレースウィークのみってのもあって,変にシューマッハの足跡に蛇足が付くとか,変な話慣れないマシンでレースに臨んで事故るとか,そういうことにならなかったのは良かった,と考えておきたいですね.

で,問題のマッサの代役,結局リザーブドライバーのルカ・バドエルです.フェラーリのテストドライバー歴12年,1999年のヨーロッパGPではミナルディで4位を快走しながらもマシントラブルでリタイア,人目をはばからず号泣した,あのバドエルにスポットライトが当たります!そっか,1999年日本GP以来10年振りにF1復帰するんだ~.時の経つのは早いよねぇ.

もう職人的にフェラーリのテストドライブを淡々とこなしているバドエルなので,今年型のマシンに関してもよく分かっているかと思われますので期待しましょう.シューマッハの5連覇にはセカンドドライバー(バリチェロ・マッサ)やテストドライバーの存在が欠かせなかったからなぁ.1999年のシューマッハ骨折事故の際にテストドライバーのバドエルではなくミカ・サロが代役となった苦渋を舐めたこともある苦労人どうかがんばって欲しい,バドエルには.

おまけその1:バドエルのデビューは1993年.バリチェロと同期.セナ・プロストと一緒にグランプリを走った数少ないドライバー.1993年まではレギュレーションで燃料無給油が決められていたので,今の1つのレースをピットストップによるスティントに分けスプリントレースを複数行なうレーススタイルとはまた異なるマネジメントが必要だったのな.例えばレース序盤は燃料が重いので無理せずに走り,セッティングをバッチリ決めた中盤・後半にプッシュする,こんな感じ.ちなみに来年からは燃料無給油.その時代を知っているどちらかに来期も現役を続けて欲しい気はしてます.

おまけその2:バドエルが一番世界で注目されたシーンってどこ?って話です.間違いなく2006年のトリノ五輪の開会式でしょう.トリノ出身のバドエルが自分が熟成させたフェラーリを駆って出てきたときには,何か彼の苦労が報われたような気がしたもんなぁ.

おまけその3:フェラーリにイタリア人ドライバーが乗るのってずいぶんとひさしぶりじゃないかなと思い調べてみました.1994年のニコラ・ラリーニ以来ということで,何と15年ぶり.フェラーリってあまりイタリア人ドライバーにこだわっていないところがあるんだけど,さすがに15年ぶりってのには少しビックリしました.

ということでバドエルがんばれ!10年前にニュルブルクリンクで置いてきてしまったものを取り戻して欲しい~.今日はここまで.


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皇帝のいる八月 -シューマッハが帰って来るってさ- [F1]

そうですか,復帰してしまいますか…

 シューマッハーがF1に復帰! マッサの代役としてバレンシアに出場へ (Yahoo! Formula 1)
 Ferrari planning to substitute Schumacher for Massa (The Official Formula 1 Website)

Yahoo!の記事は決定となっていますね.F1オフィシャルサイトの方はまだ計画中っぽい記事になっていますが….

 そうですか!3年ぶりにシューマッハが帰って来てしまいますか,F1に.

たまにしか書かないF1ネタなので補足.私が好きなドライバーを挙げたほうがわかりやすいと思うので.好きなドライバー→ナイジェル・マンセル,ファン・パブロ・モントーヤ.ね,分かりやすいでしょ.ファイターで,キレると誰も手が付けられなくなって,ちょっと何かが足りないタイプのドライバーが好きです.ちなみにアンチ・プロスト,アンチ・セナ,シューマッハはキライではないけどダーティなイメージが付いてまわるので好きなドライバーでもありません.

とはいうもののまだこのブログの目玉がF1のレビューだった頃,シューマッハの最終戦となった2006年ブラジルGPのタイトルはそのものズバリ「サンクス!シューミ」だったんですよねぇ.彼にダーティな部分はもう1990年のF3マカオGPの頃から分かっていたことだけど,彼が刻んできた記録の数々を見るとさすがに尊敬に値するドライバーであることに違いは無いからね.

ま,さすがにライコネンのセカンドドライバーとして走ることになるとは思うんだけどねぇ.今年まだ勝っていないフェラーリじゃない.あまり考えたくないけどシューマッハの方がライコネンより速かってみ.マッサの獲得ポイント22,ライコネンが18.どう考えたってチャンピオン争いとは程遠い位置にいるんだからさ,なんかこう「とりあえず今シーズンも1勝しようぜ!」ってことでシューマッハが現場を掌握してしまうと,チャンピオンは無理だけど,あっさり勝つかもしれない,あっさりマッサを追い抜くかもしれない.来期契約を取り付けてチャンピオンになってしまうことがあるかもしれない….

ツール・ド・フランスはアスタナのアルベルト・コンタドールが快勝したが,4年ぶり復帰の同僚・ランス・アームストロングは何と表彰台の総合3位!もしもエースが逆だったらどうなっていたか分からないけど,この復活劇はビックリしたね.で,来年自分でチーム作ってツール総合優勝を狙う,って言ってるし.なんかね,シューマッハと微妙にダブルね.

参考程度にブランクのあった実績ドライバーの復活に関して.
ニキ・ラウダ→1979年に突然引退後実業家に.その後ロン・デニスに口説き落とされてマクラーレン入り.1984年にチャンピオン獲得.
アラン・プロスト→1991年にフェラーリを解雇.1992年は浪人して1993年ウィリアムズ入り.当時の最速マシンを手に入れチャンピオン獲得,そのまま引退.
ナイジェル・マンセル→苦労の末1992年ウィリアムズでチャンピオン獲得するも契約問題で1993年CARTに転身(ルーキーにしてチャンピオン獲得).1994年もCARTを主戦場とするがセナ亡き後の目玉としてウィリアムズからスポット参戦.最終戦で優勝(ちなみにシューマッハとヒルの接触によりチャンピオンが決まった後味の悪いレース).翌年はマクラーレン(!)に移籍するもシートの作りなおし以外何もしないままフェイドアウト….

こんな感じかな.今回の例だとマッサのケガにより空いたシートにシューマッハが納まるからマンセルのパターンに近いけど…今年のフェラーリは最速マシンではないしKERS搭載のマシンにシューマッハがまともに乗るのも初めて,シューマッハの天敵アロンソはもしかしたらそのレース走れないかも.中嶋一貴は何があってもほぼ12位.以上のことを考慮に入れると…入賞ラインは軽いかと,表彰台は狙えると,ただ勝てるかと言われるとマシンを考えるとかなり厳しいのではないか,と.ピット作戦で何とかってのも無くは無いけどシューマッハのストラテジスト,ロス・ブラウンは今やコンストラクタートップチームのオーナー兼ディレクターですからねぇ.う~んやっぱり厳しいかな.

ま,久々にシューマッハが本気で走るところを見れるのは楽しみ~.

追記:
ここまでマッサのクラッシュネタを避けてきたけどやっぱり書いておく.フォーミュラカーの宿命はオープンホイールであり人の体が晒されているところ.だからこのようなクラッシュが発生する可能性はどのグランプリでもある.今回,一見軽そうに見えたケガも思っていた以上に深刻なものだった.もしマッサにあたったパーツがバイザーのど真ん中に当たっていたら….しかも1週前のイギリスのF2レースでヘンリー・サーティース(あのジョン・サーティースの息子)がクラッシュで弾けとんだタイヤの直撃を受け死亡している.F1マシンはタイヤにワイヤーが付いているが,ワイヤーが切れてしまうことも結構多いし,タイヤ以外のパーツが飛んでくることもあるし….対策は難しそうだけど何とかならないかね.


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まさかのブラウンGP1-2フィニッシュ(F12009Rd.1オーストラリアGP) [F1]

まさかねぇ.ブラウンGPが1-2フィニッシュを決めるとは思わなかったわ.

 F1オーストラリアGPリザルト (Yahoo! JAPAN)

半市街地コースのメルボルンパークが舞台だけに荒れるとは思ったけど,予想以上の荒れ方ですね.私は現在地上波でしか中継を見ることができないので,普段は先にF1オフィシャルサイトのライブタイミングを見てから,実際のレースを見ているんですがラップチャートを見るとエライ出入りの激しいレースであるのかよく分かります.

ただバトンはともかくバリチェロの2位はスタート失敗から追い上げ,3位のトゥルーリは予選タイム抹消→ピットスタートからの怒涛の追い上げとセーフティカーが2度出たのを上手く利用したということもあり,思った以上にはブラウンGPのアドバンテージは少ないのかな~という気はします.

去年の3強はカーNo.1のハミルトンが4位入賞のみでフェラーリのマッサ,ライコネンはリタイアという体たらくで.嫌いなドライバーですがセーフティカーを利用してあの失敗作と言われているマクラーレンでポイントを稼ぎにきたハミルトンはチャンピオンなんだなぁ,と思ってみたり.プライベータとワークスが入れ替わっている感じのあるこのリザルトですが,ワークスが今後どのように開発を進めていくのか,面白いところではありますね.

今日はこんなところで.

#ホンダの開発スタッフがブラウンGPの活躍をどんな目で見ているのかを考えると切ないな…


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気がついたらF1今週開幕なんですね~ [F1]

毎年F1開幕のころになると「あ,春だな」と感じて楽しみにしていたもんだが,今年の場合つまらなくなりそうなニュースが多く,あまりにいろいろなことが一気に押し寄せてしまって「あ,もう開幕してるんだ」感がアリアリな訳なのですが.とりあえず金曜フリー走行の結果を見てみて

 なんじゃこの順位は~!!

と激しくホント激しく思ってしまいました.フリー走行1のウィリアムズ・トヨタの1-2,中嶋2番手にも驚くところですが,フリー走行2のトップテンがえらいことになってますね.1~10番手のドライバー・チーム名を書いていきますが,腰抜かさんでくださいよ.

  1. ニコ・ロズベルグ (ウィリアムズ・トヨタ)
  2. ルーベンス・バリチェロ (ブラウン・メルセデス)
  3. ヤルノ・トゥルーリ (トヨタ)
  4. マーク・ウェバー (レッドブル・ルノー)
  5. ジェンソン・バトン (ブラウン・メルセデス)
  6. ティモ・グロック (トヨタ)
  7. 中嶋一貴 (ウィリアムズ・トヨタ)
  8. セバスチャン・ベッテル (レッドブル・ルノー)
  9. エイドリアン・スーティル (フォースインディア・メルセデス)
  10. フェリペ・マッサ (フェラーリ)

ここまでで昨年の上位4チームのドライバーは何とマッサひとりだけでそれも10番手,上位陣に車番の大きいマシン(昨年のコンストラクター順位が低いチームと新規参入扱いになったブラウンGP)がならんでいます.下馬評からいくとトヨタとウィリアムズの評価が高く,参戦決定時期が遅れたブラウンGPがテストに参加して好タイムをマークし警戒されているという状況でしたが.それは間違っていなかった,ということでしょうか.

ヤバイと思われていたマクラーレンが本当にヤバイらしく17番手コバライネン,18番手ハミルトン,開発に失敗したのはマジだったのか….フェラーリのライコネンが11番手,ルノーのアロンソが12番手とチャンピオン経験者は3人とも苦労しているのが今年のF1が乱戦になることを予感させます.

今年大きく変わるのが,1.スリックタイヤ復活,2.空力デバイス大幅規制,3.KERSの使用可能化(エネルギー回生システム,電車の回生ブレーキ的なものと思っていただければ分かりやすいかと.回生ブレーキだと架線にエネルギーを戻すけど,KERSの場合エネルギーをバッテリーやコンデンサに貯めて必要なとき使用できる)の3点.正直なところ3.はまだまだ開発がすすんでいない状態だけど,2.の影響が今回の順位に反映されているような気がします.

これだけマシンは大きく変わっているのに,新人ドライバーわずか1名というのが何とも….そっか今年もトロロッソの2人はどちらもセバスチャンなのか…兄弟チームのレッドブルと合わせて3人もセバスチャンがいるってのは,マーチン・ブランドルとマーク・ブランデルがチームメイトだった頃並にややこしいぞ(古いな~それ).

今年レースレビューはしませんが,何か気になるネタがあればF1の記事にしますのでよろしくお願いします.では~.


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