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世界のサーキット その1 イモラ・サーキット [F1]

Googleマップを使っていろいろなレーシングサーキットを見ることがあります。これ、結構楽しいですよ。コースがどんなところにあるのか分かりますし、回りに何があるのか書かれていることも多いので勉強になることがります。

本日紹介するのはイタリアにあるサーキット、アウトードロモ・エンツォ・エ・ディノ・フェラーリことイモラ・サーキットです。


イモラ・サーキット(大きな地図で見る)

イモラというとどうしても1994年に発生したアイルトン・セナ、ローランド・ラッツェンバーガーの死亡事故の印象があるため負の面が大きく感じられてしまいますが、サーキットとしては改修前の高速サーキット、改修後の中速サーキットも結構好きです。

サーキットのことはWikipediaに書かれていることなので省略。地図から分かることをまとめてみます。

サーキットの中に家が見えますね。このことからも分かるとおり、イモラのコースはかつての公道コースであったことがうかがいしれます。このようなこともあり、サーキット自体はある程度長さの直線は無い緩いカーブで作られていて、エスケープゾーンも少なかったことが分かります。それにしても、サンマリノGPが開催されていた当時は、自分の家でグランプリを見ることができたらしいのですが、なかなかうらやましい環境ですね。

注目したいのがサーキットのすぐ外に作られた通りや交差点の名前です。ぱっと見ただけで「タツィオ・ヌヴォラーリ通り」「アントニオ・アスカリ通り」の2つが見つかります。タツィオ・ヌヴォラーリは両大戦間に活躍したイタリア人レーサーですね。エンツォ・フェラーリアルフレート・ノイバウアの書籍に登場する超一流のレーサーです。アントニオ・アスカリは名前からお気づきの方も多いでしょうが、あのアルベルト・アスカリの父親です。こちらはヌヴォラーリ以前に活躍したイタリア人レーサーですね。

このように昔の偉大なレーサーの名前が残っていることに感動を覚えます。自動車レースがはじまって歴史は長いといってもまだ11数年。歴史を残さなければならないという意気込みが感じられ、このような点が日本も見習うべきところがあるのではないのかな、という気はします。

ということで今日はここまで。また、面白いサーキットが見つかったらご紹介しま~す。


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