愛でよ!キンクス! [音楽]
ブリティッシュ・ロックを愛でる私がThe Kinksをキライである理由は何一つ無いのですが、やっぱりいいです。The Kinksというと代表曲「You Really Got Me」のような「キンキー・サウンド」が初期の特徴ですよね。例えばこの曲。
The Kinks / Till The End Of The Day
このような固めの曲だけではなく、代表メンバーのひとりデイヴィス兄弟のお兄ちゃんレイ・デイヴィスのシニカルでリリカルで、ときに狂気をも秘めた世界がThe Kinksのもうひとつの特徴です。スローテンポな曲をいくつかピックアップしてみますが、その奥行きに驚かされます。
いきなり税務署に金を持っていかれるという恐ろしく重い歌詞。で、このプロモビデオ、「In the Summertime~」のところが雪積もっててひたすら寒そう、つうのがホント皮肉屋っぽいところ。
代表曲のひとつ「Waterloo Sunset」ですが、今度はリリカル。サウンドだけでも情景が目に浮かび、涙出そうになる程美しい曲です。
これも代表曲になるんだろうけど「Lola」ですね。こうして歌詞を見てみるとよくもまぁ、これだけ遊び倒したというか何というか。バカというかシニカルというかねぇ。大体この曲が入っているアルバムの邦題「ローラ対パワーマン、マネーゴーラウンド組第一回戦(原題:Lola versus Powerman and the Moneygoround, Part One)」ですし。いや、好きなんですよ「Lola」。
最後は超リリカルに「Schooldays」、これも歌詞付きで。コンセプトアルバム中の1曲ということもあるのか、リリカル過ぎるキライはありますが、私くらいの年齢になってくると結構沁みる曲です。
久々に音楽ネタでした~!今日はここまで。
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