低音の魅力 [演劇]
普段の私は低い声で凄いぼそぼそしゃべるタイプです。
人に声を伝えることが必須である芝居とか、歌とかには本来は向いていない声なんです。仕事で人前に立つことも多いですが、そのときにはマイクの助けを借りることも多いです。ちなみに以前マイクを使ってセミナーをしたときのアンケートに
「低いいい声で眠くなりました」
という、立場的にそれは良いことなんだか、悪いことなんだか微妙~なご意見をいただいたことがあります。あれはサンダーバードで行ける地域のセミナーだったかなぁ…
芝居をするときはもちろん腹式呼吸に切り替えて大きな声を出すようにするのですが…悪いクセがありまして。簡単に書いてしまうと「上ずってしまう」んです。普段は「低いいい声」が「ハイトーンのすっ飛んだ声」に変貌するんです。前回(今年6月)の劇団虹色ぽりぐらふの公演の稽古のときに毎回のように演出のkane-gさんに指摘されながら、結局そのまんま公演に突入してしまった苦い経験もあります。
次回の虹色ぽりぐらふの公演は2月を予定していますが、今回の役のことも関係しているのか高音域にぶっ飛ぶことも無く、比較的安定して低音で声が出せるようになってきたかなぁ、という気がしています。何故これが可能になったのか自分なりに検討してみて出た結論は、
「落ち着いて演技しろ、俺」
これを徹底しているからではないかな、と。さすがに今までのように稽古のときですら、テンパっている状態ではどうしようもないのでね。あー、問題は本番のときですね…それを克服するために考えながら数こなすのが稽古の意味なんですけれども。
今日はこんなところで!
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