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上昇したい! [演劇]

自分がどこまでいけるか、どこまでやることができるのか。そんな伸びしろのようなものを考えていまして…

私の演劇人生は、高校のときに地元の小学生を対象にやった簡単なお芝居をしたところからはじまるのな。もうこのときのことはほとんど覚えていない、多分覚えていたとしてもあまり思い出したくないことでしたが。で、大学に入って人形劇を2年間(5作品:役者が3・音響が4・照明が1・作が1)して、1年半ブランクがあって2年半徳島の社会人劇団に所属、この間5作品参加(役者が4・音響が2・声の出演が1)。

大阪に出てきてどうするかなぁ、と思っていたらやっぱり仕事しながら芝居続けるのは難しい。ってことになって10年間ブランク。内勤が増えてこれならできるかも、34歳のときに思い立って復帰。ヒポポクラテスさんのお芝居に客演させていただいた後、kane-gさんと出会い劇団虹色ぽりぐらふに参加。今年6月に旗揚げ公演があって、来年の2月頭に旗揚げ前公演パート2を予定しているところ。

5年位前にビデオを整理してDVDに落とす作業をしてたのよ。そのときに自分が人形劇をやっていた頃の超高音ボイスを聞いて頭が痛くなって、徳島の劇団で香川の国民文化祭に参加したときの作品を見て、自分の動きのいい加減さ怪しさに愕然としたのを思い出しました。実は後日談があって、徳島の劇団ではその後役者として2作品に参加(声の出演入れると3作品)したんだけど、本人が気付いていないんだけどある程度役者として成長したらしい。「らしい」というのは、だって他の作品ビデオ残ってないんだもん、しょーがないじゃん!

10年のブランク後初めて参加した作品に関しては、共演していただいた方がみんなうまくって、本番後「やっぱりオレ役者に向いていないのかなぁ」と実はかなり凹みまして。んで、徳島時代の劇団から客演の形を取っていたので、代表に率直なこと言ってもらったところ「あんた芝居やめとき」とありがたい言葉をいただきました(その原因までお教えいただきました)。はっきり言って泣いたよ、数日間。でも、多分泣いたということは未練があるってことだから、満足行くまで芝居をしよう、と思い立って出会ったのが、劇団虹色ぽりぐらふだった、という訳。

思うとね。どこの劇団でもサークルでも、自分の怠慢もあって一から芝居を勉強して無かったんですよね。それは自分で考えろってことなんですけも。今、劇団虹色ぽりぐらふに参加していてうれしくて楽しいのは、メンバーからいろいろなことを教えてもらったり、盗んだり、参考にしたりできること。今まででもできたことなんだけど、自分のことが精一杯でなかなか人がやっていることを見れてなかったからなぁ。これはホント、アマチュア社会人役者の端くれとして非っ常に勉強になってます。

そんな風にある程度冷静に自分の芝居を振り返ることだできつつあるのが、今の状況ですね。だから、大体読み合わせなり立ち稽古なり、場合によっては本番なりが終わったら、自分の課題が見つけることができるんですよね。なのでそこからまた追い込みをかけることができると。実は次の公演までの時間はそんなになくて、結構テンパっているんですが、そんな中でも向上心を忘れないようにしようと思います。

螺旋を描きながら浮上するように、芝居がもっとうまくなれたらなぁ…。今日はこんなところで。


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