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何故私はF1の虜になったのか その5(映画「グラン・プリ」編) [F1]

マンセルネタで随分と遅くなってしまったが,ようやく私をF1の虜にした映画の紹介をする.

その映画とはジョン・フランケンハイマー監督,ジェームズ・ガーナー主演作品「グラン・プリ -Grand Prix-」(1967年日本公開作品)である.かなり古い映画であり,なおかつ今のところDVD化もされていないため,古いF1に興味を持っていない人でなければ聞いたこともない人が多いんではないかな,この映画.ちなみにレース顧問としてホンダをF1優勝に導いたリッチー・ギンサーとジョー・ボニエがクレジットされている.

正直なところ私もストーリーに関してはかなり曖昧な記憶しか残っていないのよ.てのは,私が高校生の時分,たまたま正月の深夜に放映されていたのを偶然みて,最初の数分間はビデオに録画し忘れ,なおかつその後上書きして消してしまったのである.ただ,幸いなことに大学時代に手に入れたこの映画のパンフレットが手元にあるので,それを参考にこの記事を書いている.

大きく印象に残ったシーンは2つ.最初のモナコGPのシーン.多分アスカリの事故などを参考にしたんでしょうなぁ,マシンが海に飛び込むところ.あとは最後のイタリアGPのシーン.あのモンツァの大バンクをマシンが駆け抜けていくところ.絶対これから先見ることはできない光景.物凄くかっこいい.

この映画を製作するにあたっては,当時の現役ドライバーも協力しているし,なんと車載カメラを改造したF1マシンに搭載し,実際のグランプリレースを撮影したフィルムを映画に使用しているのだ.そんなこともあり,レースシーンは秀逸の出来.あと映画の中に出てくるドライバーはフィル・ヒル,グラハム・ヒル,ブルース・マクラーレンといったところ(この3人についてはパンフレットに役名まで書かれている).あと,日本から来たコンストラクター(間違いなくホンダが元ネタ)のボスとして三船敏郎が出演しているのも見逃せないポイントである.正直なところストーリーについてはよく覚えていないし,高校生のとき観たときも「レースシーンは迫力あるけどストーリーが薄っぺらいなぁ」なんて思ったので刺身のツマ程度ということで.ストーリーとレースシーンのどちらが刺身でどちらがツマなのか,言うまでも無いですね,ハイ.

10年以上観ていないからなぁ.記憶もかなり曖昧なんだけど….どこかでまた放送してくれないかなぁ.ノーカットで(註:映画は非常に長尺です.なんと180分あります).私は古いグランプリカーやスポーツカーのことを書かれた本が好きで,何冊か本を持っているのだが….この時代や戦前のレースシーンを描いた映画を知っている方,いらっしゃいません?是非,教えて頂きたいんですケド.

こんなところで!


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