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映画「下妻物語」観賞記 [映画]

WOWOWに加入してから放送される映画・演劇・音楽番組を細かくチェックし録画しているため,観ることが出来ていない番組が多数.諸般の事情で時間はあるはずなんだが,映画にしろ演劇にしろ途中で邪魔が入るとイヤだし,休みがないことが多いし….あの「キレイ」の放送時は3時間半弱の時間で,公演では当然二幕,間に10分の休憩があったのに,一気に放送しちゃうんだもんなぁ.そうなると1幕と2幕との間が30秒も無いわけで,一幕の余韻に浸りつつ二幕に突入するという,あの感覚が無いんだよなぁ.テレビだからしゃーないわけだけど.

ということで当然,映画もかなりたまってきている.とりあえず今日観つつダビングしたのが,昨年公開された映画「下妻物語」.劇場に観に行きたかったが見逃した作品.評判は耳に入っていたのでDVDを買う手もあったのだが,さすがにリスキーだしね.ちょうど放送があったので録画した次第.ちなみにこの作品,主演が深田恭子,メインの助演が土屋アンナ,監督が中島哲也の日本映画ね.

いやぁ,面白かった.評判では「女性の友情が描けている」というのを多く目にしていたが,納得.「女性の友情」というと脱獄した囚人4人組ロックバンドを描いたドイツ映画の「バンディッツ」(同名映画がありややこしい…)があるが,それとは方向性が全く違う感じ.「バンディッツ」は同じ目標に向かっていく感じだけど,「下妻物語」は価値観がまるで異なる2人を描いているわけね.つか,この2つの映画を比較しても何のメリットも無いことに書きながら気づいた….

正直自分は男なので,女の気持ちは分からん.あくまで偏見だが私情念深いとかいろいろあるのかも知れないけど.主人公2人の相手に対するスタンス,考え方,そういったものが短時間に微妙に細か~く揺れ動くので,決して単純な映画ではないのだけれど,映像のリズム感が多分そう感じさせてくれるのだろう,「単純に面白かった」.

特に映画のはじまりから主人公2人が出会うまでの,カット割りは細かいのに妙に冗長感の漂う,なんというか,その,スピード感はあるのにのんびりしてるって感じ?あれは絶妙だと思った.あそこで引き込まれて一気に100分,釘付けである.ストーリーに挟まるアニメも「ラン・ローラ・ラン」(おぉこれも録画してるぞ!)ぽくて勢いがあり楽しかった.「伝説」の下りも微妙にトリック,というかフックが仕掛けてあり面白さ増量って感じ?

あ~,私のサイト「ひとりごと」の映画の感想には「私にはストーリーを語ることのできる文章力は無いので,皆さん自分で観て評価して欲しい」と断りを入れていたが,blogでもそうさせて頂きたい.ということで皆様,自分で観て評価して欲しい.

では~.


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