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「24時間テレビ」ねぇ… [日記]

今日は2本記事をアップするのでその1本め.小ネタです.

毎年,この8月末の「24時間テレビ」の季節がやってくると,なんだか変な気分になるんだわ.かなり以前,自分のサイトのコラムに書いたこともあったなぁ.正直なところ考え方はコラムを書いた5年前とほとんど変わっていない.

あえて言えば,自分の中で変わったのは「偽善でも善」「偽善でもないよりはあった方がマシ」という考え方をあの頃よりは受け入れることができるようになった点があるかな.あっ,これ別に「24時間テレビ」が偽善って言う意味じゃないからね,勘違いしないように!実際のところ「24時間テレビ」から寄付を受けて,施設さんが介護車両を導入したりしてる訳だから.要はミュージシャンがチャリティでライブをやるように,テレビ局がこのようなチャリティを行なうことに対しては,なんら不満は無い(というか,他局があんまり宣伝をしてないだけで,実は放送局や新聞社が車いすなどを施設に寄付する,つうのは結構あること).

今年は友人宅で30分見たか,見なかったかぐらいのところだが,相変わらずで正直,気分が悪い.マラソンをする意味は年を追う毎に訳分からなくなってきているし….武道館をはじめ各中継地点では若手芸人がバカ騒ぎしてるし,って感じで.

今30歳の筆者であるが,小学生の頃の「24時間テレビ」ってあんなにバカげていたかなぁ,と思ってしまうのよ.当時は手塚治虫のアニメだけお子様タイム(とは言っても内容は滅茶苦茶ヘビーなのな)みたいで,あとは国内の施設の現状紹介とか,当時はアフリカが大干ばつの頃だったからそのドキュメンタリーを放送してみたり….もっと硬派な番組だったんだよ,「24時間テレビ」は.で,このような話題を提供してくれて,親と福祉の話とか海外の飢饉の話とか,普段できないような難しい話をして夏休みの最後にいろいろ考える,って番組だったんだよ,私にとっては.

今年は過去最高の募金が集まったそうで,それはそれで素直に良かったと思う.それで,よりいろいろなところで活かされるだろうから.で,もうひとつ,今年は過去最高の視聴率だったそうで,それはどうなのよ,単なるバラエティ番組を流して,マラソンで「福祉」とは全く関係のないところで感動して,これって「24時間テレビ」でやるべきことなのかい,と言いたくなるんだわ(先ほど書いたように,別にテレビ局が「バラエティ」をチャリティとして放送すること自体は悪いこととは思っていない,ミュージシャンのチャリティライブと同じことだからね).

夏休みの最後に年に一度くらい福祉や海外援助のことを家庭で考える日があってもいいんじゃないかなぁ,なんて思っているのですが?いかがですか,日本テレビさん.


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